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屋根塗装の耐用年数(耐久年数)と塗替え時期の目安について

日誌塗装豆知識

2022.05.23 (Mon) 更新

一般的に屋根塗装の塗り替え時期は8年と言われています。

しかしながら、こちらの時期は塗料の種類や劣化症状、屋根の素材などにより異なる為、屋根塗装を行う際にはそれらの確認が必要です。

このブログでは、

  • 屋根塗装を見直すタイミングとは
  • 屋根塗料による塗装時期の違い
  • 屋根材の種類による塗装時期の違い

など、屋根塗装の耐用年数と塗替え時期に関することを解説していきます。

以下のような方はぜひこのブログ記事を参考にしてみてください!

  • 屋根材の耐用年数と塗替え時期を知りたい!
  •  どのような症状が出始めたら屋根塗装を行うのか!

また、すぐにでも屋根塗装について相談がしたい!という方はぜひ当社にご相談ください。

 

目次

 

  1. 耐久年数と耐用年数の違い
  2. 屋根塗装の塗料の耐久年数とは
  3. 屋根塗装を見直すタイミングとは
  4. 屋根塗料による塗装時期の違い
  5. 屋根材の種類による耐久年数と塗装時期
  6. まとめ

耐久年数と耐用年数の違い

 

まず、気になる耐久年数と耐用年数の違いを説明します。

  • 耐久年数

耐久年数は住宅メーカーなどが定めている基準で年数が決められており、心配することなく住める年数のことです。

あくまでも目安として使用する年数です。

  • 耐用年数

耐用年数とは対象資産を使用できる期間のことで、この期間は国税庁で定められています。

減価償却資産は使用すればするほど物理的に損耗し価値が下がり、いつかはその資産が持つ本来の価値がなくまります。

この記事では、税務上の耐用年数ではなく、実際に問題なく住むことができる期間である「耐久年数」について解説をしていきます。

屋根塗装の塗料の耐久年数とは

 

塗料の耐久年数とは「塗装したその日から劣化症状が起きてしまうまでの期間」のことを言います。

大手塗料メーカーは各塗料においてその塗料の耐久年数の目安をパンフレットなどに記載していますが、実際の家で試験された数値ではなく建物の立地条件/気象条件によって変わってくるため。

耐久年数はあくまで目安として考え下さい。

また、外壁で使われる塗料と屋根で使われる塗料は、同じ種類のものでも耐久年数が異なります。

屋根塗料は、紫外線や雨風の影響を外壁よりも数倍当たるため、耐久年数は外壁よりも短い傾向にあります。

海からの距離、雨が多い、日差しが強いなど家がさらされる環境によってかなり違いがあります。

以下の表をご覧ください。

塗料種類 外壁の耐久年数 屋根の耐久年数
シリコン塗料 8年~12年 8年~10年
フッ素塗料 15年~20年 13年~15年
無機塗料 20年~25年 15年~20年

費用面では耐久年数の長い塗料や屋根材は、費用が高くなる傾向にあります。

屋根塗装を見直すタイミングとは

 

屋根塗装を見直す時に気になるポイント

  • 屋根の劣化症状がある時
  • 屋根塗装のタイミングは約10年に1回!?
  • 屋根塗装できない屋根もある

上記の3つを説明します。

屋根の劣化症状がある時

屋根を塗装する際の劣化症状として、こんな症状が出ていたら要注意です。

  • 色褪せ

屋根劣化症状 色褪せ
築5~7年程で新築時の塗膜の効果が切れてしまい、色褪せの症状が出てきます。

  • 苔の繁殖

屋根劣化症状 藻裳の繁殖
築7~10年程で苔が発生してきます。

日が当たらない北面は特に苔の繁殖が多く見受けられます。

苔が繁殖すると屋根材を脆くしてしまいます。

  • ひび割れ

屋根劣化症状 ひび割れ
屋根材が水を含むと、水を含んで膨張、乾いて縮小を繰り返すことによって歪みが生じひび割れが少しずつ発生していきます。

築10年程経過するとひびが増えてくる為、ひびが入り始める前に塗装を行って保護してあげることが大切となります。

  • 欠け

屋根劣化症状 欠け
築10年以上経過すると欠けも増えていきます。

ひび割れを放置していると、最終的には欠けに繋がります。

  • 棟板金の浮き、釘浮きや抜け

屋根劣化症状 釘の浮き
スレート屋根や金属屋根の場合、屋根のてっぺんに棟板金というものがあります。

釘抜けとは、棟板金が気温の影響により膨張・収縮を繰り返すことで棟板金を止めている釘を一緒に押し出し、最終的に抜けてしまうことを言います。

これらの症状を見つけた場合は、お近くの業者に相談しましょう。

屋根塗装のタイミングは約10年に1回!?

外壁塗装をする最適な時期は10年が目安です。

しかし、屋根に同じ塗料を使ったとしても塗り替えは10年が最適な時期とは言えません。

冒頭で説明した通り、屋根は紫外線や雨にさらされやすいので外壁よりも耐久年数が短いためです。

外壁であれば10年の耐久年数がある塗料を使用しても、屋根に使うと6〜8年しかもたないでしょう。

そのため、屋根塗装はリフォームから8年程度を目安に考えるとよいでしょう。

屋根塗装できない屋根もある

屋根材の中には塗装ができないものがあります。

これは、塗装しても屋根材自体が劣化進行してしまう素材なので、塗装する意味がない=塗装不可と言われています。

塗装が不可能な屋根材の代表7点を下記にて紹介します。

メーカー名 商品名 製造年 特徴
ニチハ パミール 1996~2008年 ・層のように剥がれてくる
松下電工(現パナソニック) レサス 1999~2006年 ・強度が低く割れが生じやすい
松下電工(現パナソニック) シルバス 2001~2003年 ・強度が低く割れが生じやすい
クボタ(現ケイミュー) コロニアルNEO 2001年~生産中止年月不明 ・ひび割れや先端の劣化が生じやすい
クボタ(現ケイミュー) アーバニーグラッサ 2001~2005年 ・強度が低く、ひび割れや欠損が生じやすい
クボタ(現ケイミュー) ザルフグラッサ 2001~2005年 ・ひび割れが生じやすく、層のように剥がれることもある
積水屋根システム セキスイかわらU 1990~2007年 ・ひび割れや表面の塗膜剥離が生じやすい

上記7点以外の塗装可能な屋根材でも、適切なメンテナンス時期を逃してしまうと、塗装をしても塗料の効果を発揮できないケースがあります。

屋根塗料による塗装時期の違い

 

屋根塗装も外壁塗装と同様に塗料の種類によって塗装の時期が変わってきます。

塗料名 耐久年数 費用(1㎡あたり)
アクリル塗料 5年~7年 1,300円~1,500円/㎡
ウレタン塗料 6年~10年 1,500円~2,000円/㎡
シリコン塗料 8年~12年 1,800円~2,500円/㎡
フッ素塗料 15年~20年 3,300円~4,500円/㎡
無機塗料 20年~25年 3,500円~5,500円/㎡

外壁塗装ではアクリル塗料やウレタン塗も紹介しましたが、屋根塗装では耐久年数の点から基本的に使用することがない為、以下の3つの塗料を紹介します。

  • シリコン塗料
  • フッ素塗料
  • 無機塗料

一番人気のシリコン塗料

耐久年数や費用、塗料の効果などのバランスの良さが魅力となります。

光沢のある外壁で10年以上耐久年数を希望の方におすすめです。

メリット

  • コストパフォーマンスが高い

シリコン塗料は費用と耐久年数の割合が高く、長期的な目で見るとコストパフォーマンスが高いです。

  • 汚れにくい

塗装の仕上がりの際、ツヤがあり、雨やほこり等の汚れを防ぐ機能があります。

デメリット

  • ひび割れしやすい

塗装後の塗膜が硬くひび割れしやすいです。※シリコン塗料の中にはひび割れしにくい機能を持ったものもあります。

屋根塗装の各種塗料の費用について詳しく知りたい方は下記のブログをお読みください。

屋根塗装の塗料の種類や価格、特徴について!塗料の選び方やよくある質問もご紹介

フッ素塗料

フッ素樹脂を含有した塗料のことを指します。

塗装を長期的なサイクルで考えられている方におすすめです。

メリット

  • 耐久年数が長い

15~20年の耐久年数が期待でき、長期的な目で見るとコストパフォーマンスが高いです。

  • 汚れにくい

紫外線に強く、防カビ・防藻機能を含んだものもあります。

デメリット

  • ひび割れしやすい

塗装後の塗膜が硬くひび割れしやすいです。

  • 施工費用が高い

シリコン塗料と比較すると単価が1.5倍ほど高くなるケースがあります。

高耐久の無機塗料

塗料の原料に無機物を含有した塗料のことを指します。

耐用年数が長いので、メンテナンスの回数を減らしたい方、長期的なスパンで考えた場合コストパフォーマンスが高い塗料を選びたい方におすすめです。

メリット

  • 耐久年数が長い

20~25年の耐久年数が期待でき、長期的な目で見るとコストパフォーマンスが高いです。

  • 汚れにくい

紫外線に強く、防カビ・防藻機能を含んだものもあります。

デメリット

  • ひび割れしやすい

主成分が無機物の為、塗膜が硬くひび割れしやすいです。

  • 施工費用が高い

シリコン塗料と比較すると2倍ほど単価が高くなるケースがあります。

屋根塗装の各種塗料の費用について詳しく知りたい方は下記のブログをお読みください。

屋根塗装の塗料の種類や価格、特徴について!塗料の選び方やよくある質問もご紹介

屋根材の種類による耐用年数と塗装時期

 

屋根材にも様々な種類があります。

屋根材 耐用年数 耐久年数 塗り替え目安年数
スレート瓦 20~25年 10~15年毎 5~10年毎
セメント瓦 30~40年 25~30年毎 5~10年毎
日本瓦 50~100年

必要なし
 (漆喰のメンテナンスが    25~30年周期で必要です)

金属屋根 30~60年 20~30年毎 5~10年毎

各3種の屋根材における塗装目安年数はどのくらいなのか説明していきます。

スレート瓦

耐用年数:20~25年
塗り替え目安年数:5~10年(塗料により変動)

スレート瓦 屋根

メリット デメリット
・色や形状が豊富
・建築住宅に非常に多く使用されている
・人気のある屋根材
・寒さに弱いため寒冷地では使用できない

 

スレート瓦自体の耐用年数は、20~25年となります。

そのため、塗り替えで問題ない場合と、スレート瓦の劣化が激しい場合には、葺き替えをおこなう必要がありますので、まずは専門家に屋根の劣化診断をおこなってもらうようにしましょう。

セメント瓦

耐用年数:30~40年
塗り替え目安年数:5~10年(塗料により変動)

屋根 セメント瓦

メリット デメリット
・色や形状が豊富
・施工がしやすい
・耐火性が高い
・塗膜が剥がれると苔やカビが生え
 劣化が一気に進む

 

セメント瓦はセメントと川砂のモルタルを原料に作った瓦で、戦後一番多く使用された屋根材です。

セメント瓦もスレート瓦と同様に防水性がありませんので、定期的なメンテナンスが必要となります。

金属屋根

耐用年数:30~60年
塗り替え目安年数:5~10年(塗料により変動)

金属屋根

メリット デメリット
・屋根材の中でも最も軽い
・施工がしやすく耐震性に優れている
・耐熱性・耐水性がある
・断熱性がない
・遮音性が低い
・経年劣化が進むとサビが発生する

 

鉄板が錆びない様に加工してあり、価格も安いのが大きな特徴です。

また金属屋根にはトタン以外にも

  • ガルバリウム鋼板屋根
  • 銅板屋根
  • ステンレス屋根
  • チタン屋根
  • アルミ屋根

などがあります。

まとめ

 

一般的に屋根塗装の塗り替え時期は8年と言われています。

その理由は屋根は直射日光や雨風の影響をダイレクトに受けるため外壁と同じ塗料を使用しても耐久年数が短くなるからです。

しかしながら、こちらの時期は塗料の種類や劣化症状などにより異なる為、屋根塗装を行う際にはそれらの確認が必要です。

また日本瓦のように塗装の必要のないものや、屋根塗装をすることで劣化症状が進んでしまう屋根材もある為、専門業者に相談することをおすすめします。

フォーグッドでは様々なメーカーの屋根用の塗料のご提案や、屋根のカバー工法・葺き替え工事などにも対応しております。

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