投稿日:2024.02.26 最終更新日:2024.02.13
何それ⁉外壁塗装「多彩色仕上げ」を徹底解説!
外壁塗装の一般的な30坪の一戸建ての場合、多彩色仕上げ塗料の費用相場は約110〜160万円になります。
実際に外壁塗装を依頼した場合、塗装面積や様々な付帯部分によって費用が変わってきます。
このブログでは、
- 多彩色仕上げとは何か。その特徴を解説!
- 多彩色仕上げ塗料の坪数別費用相場
- 多彩色仕げ、おすすめの塗料
などを丁寧に解説していきます。
以下のような方はぜひこのブログ記事を参考にしてみてください!
- 外壁塗装で多彩色仕げでの塗装を検討している方
- 自宅の坪数ではどれくらいの費用がかかるか知りたい方
また、すぐにでもお見積もりが欲しいという方はぜひ当社にご相談ください。(相見積もり大歓迎です!)
目次
- 多彩色仕上げとは?
- 多彩色仕上げの坪数ごとの費用相場
- 多彩色仕上げの塗料紹介
- 多彩色仕上げの工程順
- まとめ
多彩色仕上げとは?
多彩色塗装とは、外壁を一つの色ではなく、複数の色を使って立体的に仕上げたり、模様を付けて塗装を行う方法のことをいいます。
多彩色塗料を使用することで、外壁をより鮮やかな色合いにしたり、まるで天然石でできたような高級感のあるデザインにすることができます。
多彩色仕上げのメリット
多彩色仕上げにはどんなメリットがあるのでしょうか?ここでは、以下のようなメリットについて詳しく説明していきます。
- 軽量性のシリコン樹脂を使用していることから建物にも、環境にも優しい
- 天然石を想起させる美しい風合いが出せ、意匠性が大きな魅力
- サイディング以外にも、コンクリートやモルタル、鉄部にも使用できる柔軟性がある
- 劣化に強く、汚れが目立ちにくい
多彩色仕上げのデメリット
多彩色仕上げにはどんなデメリットがあるのでしょうか?ここでは、以下のようなメリットについて詳しく説明していきます。
- 費用が高額である 多彩模様塗料は、他の塗料と比べると単価が高い
- 職人技術によって仕上がりが変わる
- カラーバリエーションが少ない .
- 立地条件によっては使用できない場合もある
多彩色仕上げの坪数ごとの費用相場
多彩色仕上げの坪数別塗装費用です。(外壁塗装のみ)
2色多彩色仕上げシリコン塗料の場合
坪数 | 張り替え面積 | 費用相場 |
20坪 | 99㎡ | 約30万円~40万円 |
30坪 | 148㎡ | 約44万円~59万円 |
40坪 | 198㎡ | 約59万円~79万円 |
50坪 | 247㎡ | 約74万円~98万円 |
60坪 | 297㎡ | 約89万円~118万円 |
70坪 | 346㎡ | 約103万円~138万円 |
80坪 | 396㎡ | 約118万円~158万円 |
2色多彩色仕上げフッ素塗料の場合
坪数 | 張り替え面積 | 費用相場 |
20坪 | 99㎡ | 約34万円~44万円 |
30坪 | 148㎡ | 約51万円~66万円 |
40坪 | 198㎡ | 約69万円~89万円 |
50坪 | 247㎡ | 約86万円~111万円 |
60坪 | 297㎡ | 約103万円~133万円 |
70坪 | 346㎡ | 約121万円~155万円 |
80坪 | 396㎡ | 約138万円~178万円 |
こちらの料金とは別に足場や付帯塗装やコーキング工事などの料金が入ってきます。
30坪(148㎡)3色塗装の場合約66万円~です。
多彩色仕上げの塗料紹介
- メーカ:スズカファイン
商品名:WBアートSi
単価:3,000~円/㎡(3回塗り)
特徴:水性アクリルシリコン系塗料 - メーカ:スズカファイン
商品名:WBアートF
単価:4,000円~/㎡(3回塗り)
特徴:水性フッ素系塗料
- メーカ:日本ペイント
商品名:水性ペリアート
単価:3,000円~/㎡(3回塗り)
特徴:水性シリコン系塗料
耐久年数ついて
フッ素は無機塗装の次に耐久年数が長く、一般的なシリコン塗料などと比べて15~20年と長めです。
多彩色仕上げの工程順
多彩色仕上げの工程を高圧洗浄から説明していきます。
高圧洗浄
高圧洗浄にて、外壁や屋根、窓や雨戸、さらに雨戸の裏まで洗浄し汚れを落とします。
外壁目地のコーキング工事やひび割れ、浮き部の補修を行います。
目地のコーキング工事は、塗装職人でも施工が可能ですが、当社ではコーキング専門の職人が施工するようにしています。
塗装しない箇所をビニールや養生テープで養生します。
換気扇、エアコン、玄関戸など普段と変わらずご使用頂けるようにできるだけ早く養生いたしますのでご安心ください。
また、事前にお聞きした動かせないお客様の大切なものなどは丁寧に養生いたします。
下塗りは色をつける事が目的ではなく、上塗り用の塗料がしっかりと壁に密着する為の薬剤を塗るというイメージです。
多彩色のベースの色を全面に塗っていきます。多彩色仕上げのベースとなる色です。
柄付け作業です。2色仕上げの場合は1回、3色仕上げの場合は2回柄付けをします。
多彩色仕上げのローラーは特許の関係お見せ出来ません。
完工です!
この工程以外に足場の設置解体やご近所のあいさつ回りなどがあります。
気になる方は以下の塗装工程のブログをお読みください。
【外壁塗装】お問い合わせから工事完了までの流れ!気を付けるポイント
まとめ
外壁塗装で少し珍しい塗装方法「多彩色仕上げ」についてご紹介しました。
多彩色仕上げは一般的な塗装より費用は高くなってしまいますが出来上がりの美しさと高級感は唯一無二です。
多彩色仕上げはこんな人におすすめです。
- 高級感のあるおしゃれな外壁にしたい
- 環境に優しい塗料を使用したい
- 天然石のような外壁にしたい
- 費用より見た目の印象を良くしたい
そして多彩色仕上げは業者の技術・質が仕上がりに関わります。
柄の付け方は職人さんの個性がでます。また、下地処置や洗浄など、基本的な塗装工事の工程もしっかり行う必要があり、腕のある職人さんに依頼する必要があります。
これは、多彩色仕上げに限らず、すべての塗装に当てはまります。
どんな業者に依頼すればよいのか知りたい方は是非、下記のブログをお読みください。
外壁塗装の業者選びで困っている方に読んでほしい!プロが業者選びの5つのポイントを解説